こんにちは、TAKAです。
2022年11月に北海道から沖縄市に移住して、もうすぐ4年が経ちます。
以前この記事を書いたとき、正直に言うと「調べてみた」レベルの内容でした。移住前に必死にネットで情報をかき集めて書いた記事なんですよね。
でも実際に住んでみると、「あのとき書いた情報、ちょっと違うな」って感じる部分がいくつもあって。
今回は、中部エリアに4年間住んでいるTAKAが、リアルな体験をもとに全部書き直しました。観光目線じゃなくて、生活者目線での話です。
各エリアの良いところも、正直しんどいなと思うところも、包み隠さず書いていきます。
移住先として中部エリアを検討しているなら、ぜひ最後まで読んでみてください。
中部エリアとは?アメリカと沖縄が混ざり合う独特のエリア
沖縄本島の中部エリアは、那覇から車で30〜40分ほど北に上がったあたりを指します。浦添市・西原町・宜野湾市・中城村・北中城村・沖縄市・うるま市・北谷町・嘉手納町・読谷村の10市町村が中部エリアに分類されます。
このエリアの最大の特徴は、米軍基地とアメリカ文化が日常に溶け込んでいること。嘉手納基地・普天間基地・北谷のアメリカンビレッジなど、本土では絶対に体験できない独特の文化が根付いています。
住んでいると「あ〜、ここって本当に日本なのかな」ってふと思うことがあるんですよね(笑)。
英語の看板も普通にあるし、ステーキ屋さんがそこらじゅうにあるし。でもそれが中部の面白さでもあります。
中部って10市町村もあるの?全部違うの?
全然違う!市町村によって雰囲気がバラバラ。「中部がいい」じゃなくて、市町村まで絞り込むのが大事です。
中部10市町村それぞれの特徴
①浦添市(うらそえし)— 那覇に近い「第4の都市」

人口: 約115,741人 面積: 19.50㎢
浦添市は那覇市のすぐ北に隣接する、沖縄で4番目に人口が多い都市です。那覇へのアクセスが良く、都市機能も充実しているので、那覇に職場がある人にとって住みやすいエリアです。
ブルーシールアイスのメインショップがあることでも有名ですね。うらそえ総合病院など医療施設も揃っていて、子育て世帯にも人気があります。
ただ、国道58号線や330号線を使う通勤ルートはかなり渋滞するんですよね。特に朝の那覇方面は本当にひどい。
移住後に「こんなはずじゃなかった」と言っている人を何人か見てきました。住む場所を決める前に、通勤時間帯に実際に走ってみることをおすすめします。
浦添って基地は関係ある?
大きな基地はないけど、隣の普天間の影響は多少あります。騒音は宜野湾よりは少ない印象。
②西原町(にしはらちょう)— 静かな文教のまち

人口: 約35,484人 面積: 15.84㎢
西原町は琉球大学がある「文教のまち」として知られています。学生が多く住んでいることもあり、比較的アパートの家賃が抑えめのエリアもあります。
渋滞が少ないのも嬉しいポイント。那覇へのアクセスも悪くないし、静かに暮らしたい人にとってはかなり良い選択肢だと思います。西原マリンパークは海も近くて気持ちいい場所ですよ。
知名度が低いせいか移住者にはあまり話題に上らないんですが、個人的には穴場エリアだと思っています。基地騒音もほぼ関係ないですし、静かで落ち着いた生活がしたい方には向いているエリアです。
③宜野湾市(ぎのわんし)— 普天間基地の町。騒音は正直ある

人口: 約100,490人 面積: 19.80㎢
宜野湾市の話をするとき、普天間基地の存在は避けて通れません。市の面積の約25%を普天間基地が占めているという、全国でも異例の状況です。
北谷や那覇へのアクセスは良いし、商業施設も充実しています。ただ、騒音は正直あります。
特に普天間基地の滑走路周辺エリアに住む場合は要注意。友人が宜野湾市に住んでいるんですが、「ヘリの音がうるさくて昼寝できない日がある」と言っていました。
エリア内でも騒音の度合いはかなり差があるので、物件を内見するときは窓を開けて音の確認をしっかりしてください。内見を平日の昼間にするのがポイントです。
宜野湾に住むのはやめた方がいいってこと?
基地から離れたエリアは普通に静か。物件をしっかり選べば快適に暮らせます。
④中城村(なかぐすくそん)— 高台の眺望が魅力の静かな村

人口: 約22,289人 面積: 15.53㎢
中城村は全国3位の「人口が多い村」という珍しい肩書きを持っています。那覇・浦添・宜野湾・沖縄市などに囲まれた内陸部に位置し、高台からの景色が美しいエリアです。
中城城跡(世界遺産)があることでも知られていますね。ただ、高台に位置するがゆえに坂が多いのが難点。車がないと生活しにくいですし、自転車通勤は正直しんどいと思います。
基地騒音はほぼなく、静かに暮らしたい人向け。買い物はお隣のうるま市や沖縄市に出ることになります。
⑤北中城村(きたなかぐすくそん)— 日本一人口密度の高い村・中城公園が最高

人口: 約18,149人 面積: 11.54㎢
北中城村は「日本一人口密度が高い村」という記録を持っています。小さな村に人がギュッと凝縮している感じですね。
うちの家族がよく行くのが中城公園です。大型アスレチック遊具が無料で使えるので、子どもを連れて週末によく遊びに行っています。
本土の有料アスレチック施設に引けを取らないクオリティなんですよね。
うちの子たち、毎週行きたいって言うくらい大好き(笑)。しかも無料!
無料なの!?それは嬉しい〜!
ひまわり祭りも毎年開催されていて、地域の人たちの温かさを感じられるイベントです。自然豊かで子育てには向いているエリアだと思います。
⑥沖縄市(おきなわし)— TAKAが住んでいる街。コザ文化と多国籍感が面白い

人口: 約138,000人 面積: 約49㎢
ここが僕の住んでいる街です。4年間住んできた街なので、他のエリアよりも詳しく書けます。
沖縄市は昔「コザ」と呼ばれていた街で、戦後の米軍統治時代にアメリカ文化が根付いた独特の雰囲気を持っています。ゲート通り周辺はその名残が強く残っていて、ジャズバーや米兵向けのお店が今でも並んでいます。
うちの家は6階の角部屋マンション、2LDKで家賃は約7万円。北海道のときと比べると正直高いと感じましたが、那覇に比べれば安い方です。
ただ、沖縄は礼金が当たり前のように発生するので、引っ越しの初期費用はかなりかかります。これは事前に知っておいてほしい部分です。
イオンモール沖縄ライカムが近いのはかなりの利点です。映画館もあるし、食料品から衣料品まで揃っているので、買い物で困ることはほぼないですね。
それから、多国籍文化が面白いんですよね。近所に米軍家族が普通に住んでいて、子どもの学校でも外国人のお子さんと接する機会があります。
英語教育の面でも、いい環境だと感じています。
嘉手納基地のそばって、騒音はどうなの?
音はあるけど、夜間飛行は年数回。「思ったよりマシ」が4年住んだ正直な感想です。
あとPFAS問題(嘉手納基地周辺の水質汚染)も気になっています。うちは浄水ポットを導入済みです。これは現実として書いておきたい部分です。

⑦うるま市(うるまし)— 海と食が最高。うるマルシェは神スポット

人口: 約12万人
うるま市は東海岸側に位置する自然豊かなエリアです。海中道路で繋がる離島群(浜比嘉島・宮城島・伊計島)へのアクセスが抜群で、ドライブが本当に気持ちいい場所です。
うちの家族のルーティンになっているのがうるマルシェへの買い出し。ここ、本当に良いんですよ。
地元産の野菜・果物・魚介類が並んでいて、鮮度も価格もいい。「沖縄の食材を地産地消で楽しみたい」という移住者には絶対おすすめしたい場所です。
浜比嘉島でのBBQもすっかり定番になっています。海を目の前に炭火でBBQ、最高すぎます。これが普通の週末というのが移住して良かったと思う瞬間ですね。
うるま市ってどんな人に向いてる?
海好き・自然好きな人向け。ゆいまーる文化が温かく、静かに暮らせるエリアです。
⑧北谷町(ちゃたんちょう)— オシャレだけど住むとなると考えどころ

人口: 約28,000人
北谷といえばアメリカンビレッジ。カラフルなジェットコースターや観覧車、おしゃれなカフェやレストランが立ち並ぶエリアで、観光客にも大人気のスポットです。
宮城海岸の夕日も絶景で、「沖縄のインスタ映えスポット」として有名ですよね。
遊びに行くと「ここに住みたい!」と思う気持ちはめちゃくちゃわかります。実際、移住してきた人に人気のエリアです。
ただ、実際に住むとなると騒音は気になると思います。嘉手納基地からも近いので戦闘機の音がするし、アメリカンビレッジ周辺は夜も賑やかです。
うちが遊びに行ったときも、「さすがに住んだら音がしんどいかもな」と感じました。
家賃も北谷は割と高め。沖縄市やうるま市に比べると1〜2万円ほど高い印象があります。
観光で行くと最高だけど、住むとなると違うんだね
観光で素敵なエリアと、住んで快適なエリアは別物。少し離れた住宅地エリアを選ぶと静かです。
⑨嘉手納町(かでなちょう)— 基地の町。覚悟して選ぶ人向け

人口: 約13,000人
嘉手納町は、あの有名な「嘉手納基地」がある町です。基地が町の大半を占めているため、人口も少なく、商業施設もあまり多くありません。
移住先として選ぶ人は正直少ないと思いますが、家賃が安めなのと、那覇〜沖縄市の中間に位置するアクセスの良さは魅力です。
騒音は沖縄市以上にある可能性が高いので、その点は覚悟が必要です。基地周辺ならではのアメリカ系店舗(PHX Storeなど)も近く、異文化体験という意味では面白いエリアではあります。
⑩読谷村(よみたんそん)— 自然・やちむん・アートが融合する穴場エリア

人口: 約40,000人
読谷村は中部エリアの北端に位置する村で、基地騒音がほぼなく、自然豊かな環境が魅力です。残波岬や、やちむん(陶芸)の里、チームラボ作品があることでも知られています。
騒音から離れた静かな生活がしたいという移住者にとって、読谷村はかなりいい選択肢です。那覇や中部中心地へのアクセスは少し時間がかかりますが、その分静かで地域の人が温かく、自然の中での暮らしが楽しめます。
「沖縄に来たのに基地の騒音が気になって後悔した」というケースをよく聞きますが、読谷村を選んでいたらそういう後悔は少なかったんじゃないかと思います。
読谷村ってなんか聞いたことある!
やちむん・チームラボ・残波岬と多様な楽しみ方がある村。移住コミュニティも活発です。
基地・騒音問題、実際のところ
移住を検討している人から一番よく聞かれるのが「基地の騒音、実際どうなの?」という質問です。移住前の自分もめちゃくちゃ気になっていました。
なので、4年間住んだ実感を正直に書きます。
沖縄市(嘉手納基地隣接)に住んでいる感想:
- 戦闘機が旋回するときの「ゴォォォー」という音は確かにする
- ただ、夜間飛行は年間通じて数えるほど(2〜3回?)
- 昼間も四六時中うるさいわけではなく、飛んでいないときは静か
- 慣れると「あ、飛んでる」くらいの感覚になる(個人差あり)
- 在日米軍の訓練スケジュールによって頻度は変わる
北谷(アメリカンビレッジ周辺)に遊びに行ったときの感想:
- 沖縄市よりも騒音が大きいと感じることがある
- 嘉手納基地からの距離が近いエリアだと音が響く
- 「観光で来るのは楽しいけど住むのはキツいかも」という印象
騒音問題は「あるかないか」で言えば「あります」。でも「住めないほどひどいか」と言われると、「エリアと個人差による」というのが正直なところです。
どうしても騒音が気になるなら、読谷村・西原町・うるま市(東海岸側)などを選ぶのが賢明です。
PFAS問題ってなに?
嘉手納基地周辺の水にPFASが検出されている問題です。うちは浄水ポットを導入しました。気になる人は対策を。
中部エリア、移住先としてどうか?
4年間中部エリア(沖縄市)に住んできた総合的な感想です。
中部エリアをおすすめできる人:
- 那覇から少し距離を置きつつも、都市機能が欲しい人
- アメリカ文化・多国籍な環境が面白いと感じる人
- 子どもに多様な文化体験をさせたい人
- 騒音は「慣れれば大丈夫」という許容度がある人
- 週末に海や自然を楽しみたい人
中部以外を検討した方がいい人:
- 騒音が絶対に嫌な人(→ 南部・北部も視野に)
- 那覇市内への通勤が毎日ある人(→ 渋滞のストレスを事前確認)
- とにかく自然の中でのんびりしたい人(→ 北部・離島が合うかも)
中部エリアは移住者に人気のエリアであることは間違いないです。ただ「中部」と一口に言っても10市町村あって、それぞれ全然違う顔を持っています。
うちが沖縄市を選んで4年経ちますが、正直言うと「ここで良かった」と思っています。騒音は慣れましたし、イオンライカムへのアクセスの良さ、うるマルシェへの買い出しの楽しさ、中城公園での週末、浜比嘉島でのBBQ——こういう生活が送れているのは中部エリアに住んでいるおかげです。
移住を検討しているなら、ぜひ一度現地に来て各エリアを車で走ってみてください。
地図や記事で見るのと、実際に肌で感じるのとでは全然違います。その感覚を大切にしてほしいな、と4年目の移住者として思います。
騒音が気になるなら基地との距離を地図で確認してから物件を探して。現地で実際に音を確かめるのが一番です!
ありがとう!中部エリアのこと、よくわかったよ!
最後まで読んでいただきありがとうございました。中部エリアの移住相談や質問があれば、気軽にコメントかXのDMで聞いてください。一移住者として正直に答えます。



コメント
コメント一覧 (1件)
[…] 沖縄県内各地の紹介記事にも書きましたが、地域によってはスタートアップ支援の施設があったりもしますので新たに沖縄でビジネスを立ち上げるのも良いと思います。 […]