移住する前から沖縄の水道水って硬水だから飲みにくそうだねって話しをしていました。
実際に移住して来てから、飲んでいましたが特に違和感もなく、「全然飲めるじゃん」って思って普通に料理などにも使用していました。
でもどうやら硬度の問題以外にもそのまま飲んではダメな問題があるようです。
調べるきっかけになったのが以下のニュースです。
動画の内容を要約すると沖縄の水道水を飲んでいる人たちの血液を調べた結果、沖縄県内の広い地域で有機フッ素PFOSの血中濃度が全国平均の3.1倍と非常に高い結果になったということ。
とても気になる内容だったので色々と調べてみた結果とアクションを共有できればと思います。
- 沖縄の水道水が安全か気になっている
- オススメの浄水方法が知りたい
- PFASのニュースを見て不安に思っている
そもそもPFASとかPFOAってなに?
上で紹介した動画の中に出て来た「有機フッ素化合物」「PFAS(ピーファス)」「PFOA(ピーフォア)」っていう聞き慣れない言葉。何やら悪そうな物質だとは思いましたが、実際どんな物質なのでしょうか?
詳しくはこちらの記事で紹介されていますが、要約するとPFASとは「数ある化学物質の総称」だそうです。
その中でも特に有名なものとして「ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)」と「ペルフルオロオクタン酸(PFOA)」があるという事でした。
PFAS/PFOS/PFOAの3種類じゃないんだね
PFAS自体は4,730種類以上あるそうです・・・
PFASは、一度体内に取り込まれると他の物質に比べて非常に長く体内にとどまる事から英語で「Forever Chemicals(永久に残る化学物質)」とも呼ばれているそうです。
人体への影響は高脂血症、動脈硬化、糖尿病、甲状腺機能低下症、肥満などの原因になるだけでなく、国際がん研究機関(IARC)が「発がん性のある物質」として分類しているなど摂取しない方が良いデータは沢山あります。
自宅の水はどこから来ているのか?
まず気になったのは自分たちが住んでいるエリアの水道水がどこから来ているのか。
私たち家族が住むエリアは基地も近い沖縄市。
北谷の浄水場からの水が来ている可能性があるエリアです。
簡単に調べる方法がなかったのですが、沖縄市のホームページで配水についての資料を見つけました。
沖縄市の水道水は石川浄水場、北谷浄水場の2ヶ所から供給されており、その中でも配水区が分けられています。
配水図を見る限り私たちの住む場所は北谷浄水場系統、山里配水区である事がわかりました。
地図わかりづらいね・・・
まだ土地勘があんまり無いからGoogleマップと照らし合わせました!
安全に水道水を飲む方法はあるのか?
ここまで調べると正直「じゃあもう水道水飲むのやめようかな」とも思いました。
実際我が家では防災備蓄の意味も込めて日常的にはミネラルウォーターを買って飲んでいました。
売ってる水が一番安全なんだろうと思っていたのですが、ついでに調べてみた所ミネラルウォーターは水道水よりも水質基準が甘いとのこと、、、、
浄水器を売りたい人のポジショントークもあるのかな、、、なんて思いながら調べてみたけど有害物質が混入していたニュースやら中身はただの水道水だったなんて記事など出るわ出るわ・・・
やっぱり水道水を美味しく安全にして飲んだ方が経済的にも良さそう!という結論に至りました。
家の蛇口に浄水機能付いてなかったっけ?
蛇口にフィルターを直接取り付けるタイプの浄水器が付いてたんだけど一番高いフィルターでもPFASは除去できないようでした・・・
沖縄はウォーターサーバー普及率が日本一!
沖縄では至る所に水屋さんがあり、イオンなどのショッピングモール内でも大々的にPRをしている光景を目にしました。
中には水道に直接取り付ける事が可能なウォーターサーバー(もはやサーバーじゃ無い)もあるようでしたが、私たちは賃貸に住んでいていつ引っ越すかもわからないのでなんとなく工事はしたく無いと思いました。
北海道の実家ではウォーターサーバーを使っていて、お湯もすぐ出るし便利だよーと言われていました。
実家で子ども達に見られない様にお湯出してたよね笑
小さいお子さんがいる家ではイタズラなどちょっと心配な面もあります!
PFAS除去可能なウォーターサーバー
1.シンアイ産業「ピュールサーバー」
まずはシンアイ産業さんのピュールサーバーをご紹介します。
沖縄特有の水質を分析して美味しさ追求した5本のフィルターという強力なキャッチフレーズを持つこちらの商品。
県内企業という事もあり沖縄に住む人たちの不安をしっかり抑えた説明となっていました。
また、シンアイ産業のこちらのページではPFAS除去の確認ができたというデータを公開しています。
2019年の記事ですが、除去前の水道水のデータが記載されています。
PFOS PFOAともに検出なしとの事で安心ですね。
水を使う量によってフィルターを交換する頻度が変わるので月額料金にも違いが出てきます。
我が家は4人家族ですが子供が小さい事もあり恐らく半年プランで大丈夫だと思います。
コストは年間31,200円で1日6Lまで使えるという計算になります。
1Lあたり14.3円の計算になるね。
毎日きっちり6L使えばそうなるけど使わない日とかも出てくるからどちらかというと年間コストで計算した方が良いかもしれません。
契約期間が最短で1年となっており、短期間の解約では2,000円の解約費用がかかるようです。
とりあえず試してみる、ということがしにくいですが設置してもらう事を考えると2,000円くらいなら良心的とも取れますね。
2.「RakuTokuWater」
こちらもピュールサーバーと同様にボトル不要の水道接続タイプのウォーターサーバー。
4つのフィルター+軟水フィルターという事で軟水フィルターが不要な方は月額料金を抑えられる仕組みになっています。
水質検査のデータもしっかりと載っていました。
有機フッ素化合物の検査結果については別で載っています。
利用料金は我が家の場合では12ヶ月プランで良さそうです。
硬水プランだと月額2,000円となり月額費用としては最安値クラスにする事も可能です。
軟水プランだと月額2,600円となり、ピュールサーバーと同価格となりますが設置費用と各種手数料があります。
こちらも解約費用がかかるようですが、期間などの記載がなく、解約や引越しの際は一律で費用が発生するようです。
1年で解約した場合、設置費用(5,980円)+硬水プラン(2,000円/月)+クレジット払い(手数料100円/月)+解約手数料(5,000円)で実質3,015円/月となります。(軟水プランだと3,615円/月)
年間のコストは36,180円になりますので、月額最安値とは言い難い感じになります。
家の契約も2年の人が多いだろうし解約費用はあんまり気にしなくていいんじゃないの?
契約期間外の解約費用はある程度仕方ないと思うけど一律で解約時手数料や再設置手数料がかかるのはちょっと嫌だね。。。
水道から直結のタイプのウォーターサーバーはボトル交換の必要もありません。
確かに便利かなとも思いましたが、広い家に住んでいる訳でもないし、元々インテリア的にウォーターサーバーは部屋に置きたくないと思っていたので私たちの選択肢には入りませんでした。
ポット型の浄水器はどうか?
水道水を注ぐだけの浄水ポットという商品があります。
これらの多くは3,000〜5,000円くらいのものが多く、水道水を濾過してペットボトルの水のように美味しくします!という商品が多いです。
ただ、フィルターの説明を読むと濾過できる物質の中にはフッ素化合物が無いものがほとんど。
普通の人が浄水器買おうかなって思ってこの表を見て、聞いたことの無い化学物質を15個とか並べられてPFASないじゃん!!ってなる人は少ないと思います。
でも工事の必要もないし場所も取らないので徐々にポット型の浄水器良いなぁという気持ちになっていきました。
遂に見つけたPFASが除去可能な浄水ポット!
色々なサイトを探しましたが、PFASを除去できるポット型の浄水器は一つしか見付けられませんでした。
浄水ポットで有名な製品は色々あるのですが、どれも有機フッ素については明言されていませんでした。
私が購入した商品はこちら!
「浄水ポット 有機フッ素」などのワードで検索していて見つけたがこちら。
イーテックのウルオという商品です。
水道水を綺麗にできるだけではなく18種類のミネラルがプラスされるという何やら凄そうな説明。
除去できる内容にしっかりとPFASの文字が記載されていました!!
お値段は楽天で8,580円とポット型浄水器としてはちょっとお高めでしたがさっさと購入して使ってみる事にしました!
実際に使ってみての感想とレビューはこちらの記事をご覧ください!
まとめ
・沖縄の水道水をそのまま飲み続けると健康を害する可能性がある
・浄水器にも色々あるので除去できる成分の確認をしよう
・PFASを除去できるポット型浄水器はイーテックのウルオだけ
少しでも参考にして頂けたら嬉しいです。
また、その他のオススメなどありましたらコメントで教えて下さい!
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