こんにちは。北海道から沖縄に移住したらチューリッヒに追い出されたTAKAです。
というのは移住にあたり、住所変更をしようと思ってチューリッヒに電話したところ「沖縄では継続で契約できません」と言われたからです。なんじゃそりゃ!
今回最初は仕方なく調べ始めた訳ですが、良く考えたら運転難易度デスモードの北海道と雪が降らない沖縄で同じ保険で良い訳なくない?と思って調べてみました。
今回初めて知ったのですが、沖縄だけが保険料が安くなる「沖縄料率」や旧盆特約など独特なオプションもあるようで、せっかくなのでこれは記事にした方が良いなと思い書いて見た次第です。
移住した人以外でも自動車保険は定期的に見直すことで節約になるのでこの記事が見直しのきっかけになってくれると嬉しいです!
- 沖縄県で車を運転している
- サクッと自動車保険を見直したい
- これから加入するダイレクト型自動車保険を探している
- 沖縄での自動車保険違いについて知りたい
沖縄料率とは?
自動車保険の保険料は地域ごとに異なる設定がされています。その中でも沖縄は特に安く設定されていて、その事を「沖縄料率」と呼ぶそうです。沖縄は軽自動車が多かったり、あまり飛ばす人が少なかったりと他の地域との違いが結構あるようです。
- 事故発生率が低い
- 修理費用の相対的に安い
- 地域格差の考慮(積雪など)
- 交通環境の影響(道路の太さなど)
もちろん保険会社によって料率は異なりますが、一般的には保険料が他の地域に比べて割安なことが多いようです。
北海道は1年の半分は雪道なので事故のリスクも上がりますね!
旧盆特約について
ちなみに沖縄の大同火災海上保険が自動セットとして付けている特約として旧盆期間中の運転者範囲に関する特約というものがあります。
旧盆期間中 (旧暦の7月13日~15日) およびその前後1日について一時的に運転者および年齢条件の範囲を拡大する弊社オリジナルの特約です。ただし、運転者本人・配偶者限定特約または家族運転者等年齢条件特約もしくはその両方がセットされているご契約に自動セットされます。
大同火災ホームページより
沖縄県では旧盆中に帰省する人が多く、家族や友人などが集まりがあります。
そのため運転免許を持ってはいるけど、普段は運転していない人などが、お酒を飲んでしまって車を運転できない親戚などに代わって、車で送り迎えをするような状況が生まれやすいようです。
そんな中で、保険の心配をすることなく親戚や友人たちとの集まりを楽めるようにと生まれたのではないか、という特約だそうです。
沖縄以外でもお盆の集まりなどはありますが、沖縄は特にそう言った文化が強い地域なのかもしれませんね!
沖縄では自動車保険を見直した方が良い理由
今回見直してみて思うのはやはり住む場所に合わせて考えた方が良い事が沢山あると思いました。
というのも、先ほどは沖縄の事故が少なく保険料が安い理由を挙げましたが、マイナス点もあります。
まずは沖縄県は任意保険の加入率がワースト1という地域だということです。
さらには「Yナンバー」「Aナンバー」でお馴染みの米軍関係者車両が多いという事情もあります。
保険に入っていない車や米軍関係と事故を起こしてしまった時を想定すると今まで通りの保険内容で大丈夫なのか?という不安が生まれました。
みんな安全運転だし大丈夫じゃないの?
自分が気をつけていても”もらい事故”の可能性もあるよ!
沖縄で加入する自動車保険の絶対条件はコレ!
今回の加入保険の絶対条件はズバリ「弁護士特約」です。
いやいや、普通は弁護士特約って付けるでしょ、という方も多いと思います。
幸いにも我が家は今まで大きな事故がなく、事故があっても双方保険に加入していたので特に困る事がありませんでした。
加入していた保険を見直してみたところやはり弁護士特約を付けていませんでした。
このままでは沖縄だと結構まずいんじゃないかと思いました。
先述したように無保険の車などと事故を起こしてしまった場合に自分で相手とスムーズにやり取りができるとは思えませんでした。
ただ弁護士特約ってオプションで付けると結構保険料が上がるんですよね。
その辺りも踏まえてやはり現状の保険会社の各プランをチェックした方が良いなと思い、一括見積もりを出してみることにしました。
面倒ですが年1回の事なので頑張りました!
今回利用した一括見積もりサイト
今回はサクッとグーグルで出てきたインズウェブと楽天の一括見積もりの2サイトで一括見積もりを取ってみました。2つのサイトから取った理由は、どのサイトを経由したかによって保険料の違いがあるかもしれないと思ったからです。
楽天の一括見積もりなのに楽天以外の保険も出るの?
それだけ自信があるんですかね?
一括見積もりに必要な情報はナンバープレート、初年度登録年月日、車検日など結構あります。
覚えていない方は先に手元に用意しておいた方がスムーズなので車検証か車検証のコピーを準備しておきましょう。
インズウェブ
まず一つ目のサイト、インズウェブはSBIホールディングス株式会社が運営している保険の一括見積もりサイトです。
大手の保険会社は一通り一括で見積もりが取れるようなので早速申し込んでみました。
必要事項を入力していき、送信すると見積もり結果がすぐにメールで送られてきます。
見積もり前のページでは最大20社と書かれていたのに見積もりが出たのは4社だけでした。
これは沖縄だからなのか分かりませんが、まぁ主要なところは大体入っていたので結果をみてみます。
メールのリンクから飛ぶとこんな感じで一括で見積もり結果が出てきます。
ちなみにまずは北海道の時と同じ条件で入力してみたので、この時点では弁護士特約は付けていません。
この時点ではSBI損保が一番安いです。では引き続き楽天の一括見積もりでも一括見積もりをしてみます。
何回も入力するのダルー
私は2サイト同時にウィンドウを開いて一気にコピペで入力しました!
- 最大20社と書いてるけど20社の見積もりが出る訳ではない
- 私のパターンだとSBI損保が一番安かった
- 一括見積もり結果は即時メールで届く
\ 簡単入力5分で完了 /
楽天の一括見積もり
さて次は、というか既に開いていた訳ですが楽天の一括見積もりも出して行きます。
こちらも送信すると一括で見積もり結果がメールで届きます。
先ほどのサイトもそうだったのですが、結果はメールで①サイト上で結果を見られるページのリンクと②各社から結果内容の二つが送られてきます。
個人的には「保険スクエアbang! 自動車保険」という件名のメールで送られてくるサイト上で見られるページの方が見やすかったです。
ちなみに結果はこんな感じでした。↓
こっちのサイトの方がめちゃめちゃ見やすい!更にこっちは全部で8社の結果が出ているので先ほどの倍です。
金額の違いはというとインズウェブにあった”アンディー”の見積もりがありませんが、その他のアクサ・おとなの自動車保険・SBI損保は全く同じ金額となっていました。
これだったら最初から楽天の一括見積もりだけで良かったのかもしれません。
でもまぁやってみないと分からなかったのでそれはそれで良いと思うことにします。
ちなみに私が自動継続できなかったチューリッヒがヒッソリと一番右にいます。
やはり沖縄はインターネットからの申し込みができないようですね。
ちなみにチューリッヒは、電話では申し込みができるようです。なにそれ意味不明。
ここでもやはりSBI損保が一番安い結果となっています!
- 一括表示が見やすい
- 8社の見積もり結果が出た
- 金額はインズウェブと一緒
- ここまではSBI損保が頭一つ抜けて安い
弁護士特約単体はいくらなのか
価格に違いがない事がわかったので楽天見積(長いので略した)だけでやって行きます。
弁護士特約をつけた途端、SBI損保は15,030円となり一気に高い保険になってしまいました。
そしてソニー損保とイーデザイン損保は金額に変化がありません。
こうして見てみると各社で弁護士特約に対して設定している金額が違う事がわかります。
ちなみにSBI損保の金額の下に新規〜で14,000円割引!と書いてますが15,030円から引かれる訳ではありません!
この時点で気持ち的には一番安い楽天損保にしようかなと思ってきました。
- 弁護士特約付きだと楽天損保が一番安い(差額2,100円)
- 弁護士特約を付けても金額が変わらない保険会社もある(ソニー損保・イーデザイン損保)
一応Youtubeもチェックしてみる
一応最新情報を発信している保険系Youtuberもいるかと思って調べて見ました。
するとこの動画がそもそも今回私がやったような事を動画でまとめていました。
こちらの動画では車種や年代別で保険料金を試算、特約についても別でまとめられていて非常に参考になりました。
沖縄と内地では金額が違うのでそのまま利用することはできないので結局一括見積もりはやって見た方が良いと思いますが大枠と言うか何となくこの会社はそんな感じなんだなというのを把握するのに良い動画でした。
ちなみに根本的な自動車保険の選び方はリベ大の動画がオススメです!
一括見積もりで出てこない保険もある
先ほどの動画内にも出てきたのですが、自動車共済やセコム損保などの一部の保険会社は一括見積もりでは出てきません。その保険会社ごとに見積もりを出して確認する必要があります。
動画内で出てきたセコム損保が価格的に楽天と同じくらいだったので念の為見積もりを出して見る事にしました。
セコム損保は安いのか?
動画内で「口コミが少なすぎて謎」とされているセコムの自動車保険ですが、金額的には他の保険会社と比較して安くなっています。広告や宣伝にお金をかけていないので保険料を安くできるのでは?という事でしたが確かにそのようです。
さっそくオンライン見積もりから楽天損保と同様の保証内容で見積もりを出して見ました。
セコム損保の見積もり結果
衝撃の結果なのですが、金額で行くとセコム損保が一番安い事になりました!
いや、一括見積もりの意味、、、、でもちょっとセコム損保と楽天損保を比較する上で大事な事がありました。
楽天損保とセコム損保の比較
セコム損保 | 楽天損保 | |
---|---|---|
車両保険 | ||
対人保証 | ||
対物免責金額 | 0・3・5・10・20万 | 選択可能0円のみ | 選択不可
人身障害(1名につき) | ||
無保険車傷害 | (人身障害保険で補償) | 3,000万(人身障害保険での補償が優先) | 2億円
弁護士特約 | ||
備考 | セコムが駆けつける | 楽天ポイントが付く |
年間保険金額/一括払い | 11,250円 | 12,880円 |
表にしてみましたが、簡単にお伝えすると対物免責金額を設定できるかどうかの違いが大きいです。
例えばセコム損保で対物免責金額を5万円に設定すると保険料は9,940円になります。
さっきから言ってるけど免責金額ってなによ?
簡単に言うと事故った時の自己負担金額です。保険を使って修理費用を払う時に設定した金額は払わなきゃいけないっていう金額です。
結局私が選んだ保険会社は…
今回は悩んだ結果、以下の理由から楽天損保を選びました!
選んだ理由は以下の通りです!
- 弁護士特約付きの金額が安かった
- 免責金額は0円にしようと思った
- 楽天のサービスを良く使うのログインIDなど管理が楽
結論としては金額ではなく何となく慣れてる楽天を選ぶという結果となりました。
免責金額を0円で合わせた場合、付与される楽天ポイントを差し引いても保険料はセコム損保の方が安いです。
セコム損保でも良かったのですが普段から使っているプラットフォームに集まってくれている方が何かと便利かなと思い楽天を選びました。とりあえずイオン行っとけば大丈夫みたいな。
先ほどの表を作っていて既に申し込んだ後に気づいたのですが、無保険車障害の金額が楽天損保は2億円と人身障害保険とは別枠で設定されていたので結果的に良かったのかなと思いました。
※ちなみに保険始期日が23年11月30日以降かつダイヤモンド会員の場合は+5%割引になるそうです。
まとめ
今回は沖縄での自動車保険についてと私が自動車保険を見直した過程をご紹介させて頂きました。
いかがでしたでしょうか?
自動車保険は年々新しいプランや補償内容の保険会社が出てくるので、理想としては更新の度に一括見積もりだけでもして見た方が良いと思います。
加入される方の年齢や誰が運転するか(配偶者限定特約をつけるか)などでも金額が変わりますので、最後まで読んでくれた皆さんもこれを機に自動車保険の見直しをしてみてはいかがでしょうか?
以上、沖縄に移住して最安の自動車保険を探してみた結果でした!
皆様の保険を見直すきかっけにして頂けたら幸いです!
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