沖縄本島は大まかに南部・北部・中部の3つのエリアに分けられて考えられる事が多いです。
各地に住む方の意見を参考に各地のメリット・デメリットをそれぞれまとめてみました。
今回は本島北部エリア9市町村の特徴について調べて行きます。
南部・中部についてはこちらの記事をご覧ください!
北部エリア:沖縄の大自然を満喫できるエリア
まずは北部エリアをやんばるエリア・本部半島エリア・恩納エリアの3つに分けて見てみます。
国頭村を中心とした沖縄本島北部エリアは何と言っても未開発で手付かずの森が広がり大自然を感じられます!
観光地として有名な”美ら海水族館”や西海岸のリゾートホテル群を有する注目エリアです。
都市部から少々離れた北部エリアですが北部にしか無い魅力が沢山あります!
国頭村(くにがみそん)
沖縄本島最北端のまち国頭村。全体の95%が森林という大自然が広がるエリア。ヤンバルクイナなどの貴重な野生生物が生息しています。
人口は減少傾向で少子高齢化が進んでいるエリアです。
- 人 口:4,452人
- 面 積:194.80㎢
- 特産品:おくみどり・からぎ茶・クニガミドーナツ
- 公式HP:国頭村公式HP
- 隣接する市町村:大宜味村・東村
住民の声
コワーキングスペースが開設されたり、選ばなければお店もあるし村内完結でも生活が可能なようです!
東村(ひがしそん)
花と水とパインの村、東村。
人口減少対策として一戸建てや集合住宅が建てられ2015年までに100人以上が移住しているとのことです。
- 人 口:1,606人
- 面 積:81.88㎢
- 特産品:パイン・マンゴー・タンカン
- 公式HP:東村公式HP
- 隣接する市町村:名護市・国頭村・大宜味村
住民の声
移住体験を低コストでできるのは北部移住を考えている方にとってはありがたいですね!
大宜味村(おおぎみそん)
海に面した17の集落からなる大宜味村。
長寿日本一の同村はシークヮーサーの産地としても有名です。
大宜味村役場旧庁舎は国指定重要文化財にも指定されています。
- 人 口:3,072人
- 面 積:63.55㎢
- 特産品:シークヮーサー
- 公式HP:大宜味村公式HP
- 隣接する市町村:名護市・国頭村・東村
住民の声
自然と自然の間にある集落での暮らしは場所にとらわれない働き方ができる方にオススメのエリアかもしれません。
名護市(なごし)
本島最大の面積を誇る名護市。両端の市以外で唯一東西の海岸を有しています。
北部エリアでは一番栄えておりチェーン店やスーパーなどが沢山あります。
面積の10%は米軍基地が占めています。
- 人 口:63,991人
- 面 積:210.90㎢
- 特産品:
- 公式HP:名護市公式HP
- 隣接する市町村:本部町、今帰仁村、大宜味村、東村、宜野座村、恩納村
住民の声
北部で仕事をしながら働くには名護が住み良さそうですね!
宜野座村(ぎのざそん)
高い建物がほとんどなく見晴らしの良い田園風景が魅力の宜野座村。
数多くの史跡や手つかずの自然もたくさん残されており星空もとても綺麗とのこと。
中南部へのアクセスも良く、程よい田舎感があるエリアのようです。
- 人 口:5,913人
- 面 積:31.30㎢
- 特産品:馬鈴薯・菊・蘭
- 公式HP:宜野座村公式HP
- 隣接する市町村:名護市・国頭郡金武町・恩納村
住民の声
東海岸に面した地域で海老の養殖が盛んなこともありグルメ情報が多くありました!
今帰仁村(なきじんそん)
観光スポットとして人気の古宇利島や今帰仁城跡がある今帰仁村。
昔ながらの集落があるエリアとリゾート感のあるエリアが共存している。
USJを再建したことで有名な森岡毅さんがテーマパークプロジェクトを進めているエリアでもあります。
- 人 口:8,940人
- 面 積:39.93㎢
- 特産品:今帰仁スイカ・マンゴー・今帰仁アグー
- 公式HP:今帰仁村公式HP
- 隣接する市町村:名護市・本部町
住民の声
イオンなどの大きなスーパーはありませんがコープやローソンなどお店がないわけではないようです!
本部町(もとぶちょう)
観光スポットの美ら海水族館やフクギ並木がある本部町。
豊富な特産品をはじめ車で行ける離島の瀬底島などもあり自然とテーマパークが楽しめるエリアと言えそうです。
海に近い物件なども多くあるそう。
- 人 口:12,390人
- 面 積:54.35㎢
- 特産品:カツオ・シークァーサー・タンカン
- 公式HP:本部町公式HP
- 隣接する市町村:名護市・今帰仁村
住民の声
那覇まで遠い、は北部全般に言われる事でそれ以外にあまりデメリットの意見が見当たりませんでした!
金武町(きんちょう)
沖縄本島のほぼ中央にある金武町。なんと出生率日本一で子育て世帯の支援強化をしているそうです。
虫歯がない子供に最大3万円の奨励金があるなどユニークな政策があります。
反面、街の約60%を基地が占めているという点も見逃せません。
- 人 口:10,786人
- 面 積:37.84㎢
- 特産品:田芋・シーサー・泡盛
- 公式HP:金武町公式HP
- 隣接する市町村:うるま市・恩納村・宜野座村
住民の声
治安が悪いという声がチラホラありましたが実際に行ってみた方のレポートなどではそんな風に感じなかったという声も多かったです!
恩納村(おんなそん)
本島を代表的するリゾート地の恩納村。オーシャンビューのホテルや飲食店が多く、観光客で賑わっています。
万座毛や真栄田岬など観光スポットも多くあり、プライベートビーチなどで日常的にリゾート気分を味わうことも。
- 人 口:11,172人
- 面 積:50.83㎢
- 特産品:琉球ガラス・うみぶどう・もずく
- 公式HP:恩納村公式HP
- 隣接する市町村:名護市・沖縄市・うるま市・宜野座村・金武町・読谷村
住民の声
リゾートエリアのイメージが強いですが日常をリゾートにしたい方には最適なエリアかもしれません!
まとめ
今回まで沖縄本島3エリアのメリット・デメリットをご紹介をさせて頂きました。
本記事を書くにあたり、先輩移住者の方のブログ、Youtube、Twitterなど沢山参考にさせて頂いた部分があります。ありがとうございます。
今後は私が移住後も情報発信を続けることで移住を検討している方の手助けになれればと考えています。
これからも記事はどんどん更新していきます!各地を更に掘り下げた内容の記事や実際に住むにあたっての家賃相場や特色などを調べた記事も追加していきますので、今後もチェックをよろしくお願い致します!
コメント