沖縄への転勤、それはまさに未知の世界への冒険であり、海外への引っ越しと言っても過言ではありません。
沖縄といえば日本屈指のリゾート地として有名で、一般的なイメージとしては青い空!白い砂浜!キラキラ輝く海!という感じで転勤になったと言えばきっと他の人からは羨ましがられる事でしょう。
しかし暮らすとなると話は別です。
旅行中には沖縄で自炊したり通勤することもなければ台風が来ることも稀です。住んでみないとわからない沖縄の怖い部分なんかもあったりします。
元々沖縄が好きで自ら移住した私と違い、そもそも沖縄ってどんな所?って思っている人も多いと思いますので、沖縄の紹介を混ぜながら、転勤する時に感じそうな不安を大きく3つに分けて紹介します。
1.言葉と文化の違い
2.気候と自然災害
3.住居と生活環境
以上3つの項目に焦点を当て、それぞれの問題に対する解消法をご紹介していきます。
私が実際に移住して体験した情報をベースにご紹介していきますので若干偏りがあるかもしれませんがその点についてはご了承下さい🙇♂️
1. 言語と文化の違い
うちなーぐちってなに?
沖縄は「日本語が通じる海外」と言われる事がありますが、確かに一般的な日本の文化風習とは異なる独特の生活習慣が沢山残っています。
その一つにうちなーぐちと呼ばれる沖縄の方言があります。
実際は普通に生活しているとそこまで問題になる事は少ないと思いますが、職場に高齢の方がいたり地域によっては頻繁に耳にする言葉があったりすると思います。
初めは聞き取りにくかったり、どういう意味かわからない事もあるかもしれませんが、聞けばちゃんと教えてもらえるのでそこまで心配しなくて大丈夫だと思います。
どちらかと言うとスーパーで売っている野菜だったり商品名がわからない、、、という事の方が多いかもしれません。
そんな時もスーパーの店員さんに「実は県外から来たのですが、、、」と質問すると本当に丁寧に教えて下さる方が沢山なので安心して下さいね😄
何かしょっちゅう話しかけられてるよね?
沖縄はシャイな人が多いと言われますが、私は結構気さくに話しかけてくる人が多い印象です☺️
行事や神事は旧暦がベース
沖縄では旧暦をベースにした色々な風習があります。
中でも「旧盆」の最終日にあたる「ウークイ(旧暦7月15日)」には学校が休みになる、など沖縄にしかない独特のイベントがちょくちょくあります。
お祭りも年中通して沢山ありますので、積極的に参加する事できっと楽しめると思います。
はじめから全てを網羅しようと思わず、気になったものを調べてみたり時には流れに身を任せて参加してみるのも大切だと思います。
・郷に入っては郷に従う
・沖縄の人達の話を良く聞く
・引越し前の土地と必要以上に比較しない
・悪い所ではなく良い所を探す
2. 気候と自然災害
沖縄の台風はヤバい
沖縄に引っ越すと言うと結構な頻度で「台風ヤバイけど大丈夫?」と言われます。
実際2023年に上陸した台風はなかなか強力だったようで、沖縄県民の皆さんも「今回はヤバイ」と言っていました。
実際我が家も数時間停電しましたし、上陸前は色々と対策が必要な事もありました。
今回の台風は沖縄に往復ビンタという事でよろしいでしょうか?
— TAKA🌴北海道→沖縄2年目 (@TAKA_hokkaido01) August 2, 2023
明日の15時頃が買い出しのチャンスか⁉️#沖縄 #沖縄台風 pic.twitter.com/yuth0Q5O9z
この台風の時に初めて知ったのですが、4F建て以上のマンションは停電すると断水する所が多いそうです。
電気はポータブルバッテリーなどで用意していたですが水の用意はしていなかったので停電して水が出なかった時は「完全に詰んだ…」と思いました。
この時我が家は数時間で電気が復旧したので大丈夫でしたが次からは本当に電気と水の準備をしようと心に誓いました。。。
・お風呂に水を張るor水を買っておく
・ポータブルバッテリーやライトを用意する
・窓やドアの隙間に新聞紙を詰める
(風向きによって水が入ってくる)
・パンやカップ麺を買っておく
直前は店から商品が消える
沖縄の日差しはヤバイ
沖縄は年中暑く、冗談でも例えでもなく冬でも日焼けするほどの陽射しがあります。
夏場は特にサングラスをしないと目がおかしくなりそうな程の眩しさです。
私の感覚で恐縮なのですが、外に出た時に感じる明るさが改めて北海道と次元が違うなぁと感じてます😅
— TAKA🌴北海道→沖縄2年目 (@TAKA_hokkaido01) July 12, 2023
画像1.北海道の明るさ
画像2.沖縄の明るさ
※画像はイメージです。#露光インフィニティ pic.twitter.com/zNnMAKwIN0
外でスマホを見て、あれ?電源落ちてる?って思うくらい見えない時もありました笑
日焼け止めはもちろん、サングラスや帽子などの対策が必要になります。
別に焼けても良いよ😉って言う人もいると思いますが、日焼け止めを塗らないと疲労感が半端なくて夜にはグッタリしちゃいます。
散歩中のオジィは大抵帽子・マスク・長袖・長ズボンの完全防備で歩いていて「あれなら日焼け止め塗らなくて良いな」って思いました。が、真似しようとは思いませんでした。暑そうだし。
・外出時は必ず日焼け止めを塗る
・駐車時はフロントガラスに遮光シートを貼る
・帽子、サングラスは必需品
・後部座席の窓にはカーテンを付ける
我が家は↓のような折り畳み傘みたいなタイプを愛用しています。
安くてコンパクトなので便利です!
3. 住居と生活環境
沖縄の家の造りの特徴
沖縄に限らず住宅というのはその土地の気候に合わせた造りになっている事が多いです。
沖縄の家は北海道の家とはかなり作りに違いがあり、夏涼しくなるように考えられている事が多いので冬場はめちゃくちゃ寒かったです。
家を探す時は冬じゃない限り寒いかどうかはわからないですし、何なら内見できずに引っ越す人も多いと思いますので対策のしようは無いのですが、不動産屋さんに聞いたりしてみるのも手かもしれません。
あと当たり前ですが、賃貸物件にストーブはありませんので、寒がりな方はヒーター類は個別で用意した方が良いと思います。
住む場所について
転勤で沖縄に来る方は大体職場の近くに家を借りると思うですが、もし可能なのであれば自分が好きなエリアに住んだ方が良いと思います。
海が好きなら海へのアクセスが良い所に住んだり、飲みに行くのが好きだったら繁華街の近くに住む、など自分の生活の拠点は自分が良く行きそうな所の近くにする事をお勧めします。
海に行きまくりたいから海の前に住みたい!
海の前や近くは人気があり、なかなか空き物件が出ないんだよね
これは私の個人的な見解なのですが、海の近くに住まなくても沖縄に住んでさえいればどこに住んでいても海までは車で15分もあれば行けちゃいます。
台風の時に受けるダメージや車の塩害などを考えるとあまり海に近すぎるのも考えものかなって思います。
でもでも!俺は歩いて毎朝海まで散歩してコーヒー飲めたら幸せ!って言う人は近くに住んでも良いとも思います笑(どっちやねん)
・海に近すぎない場所
・自分が楽しそうに思えるエリアの近く
・虫が苦手な人は出来るだけ上層階に!
まとめ
今回は沖縄に転勤する事が決まった人が不安に思いそうな事を大きく3つに分けて紹介してみました。
人間というのはどうしても以前と比較してしまったり変化を悪いものとして捉えてしまう所がありますが、新しいことや良い所を探しながら日々暮らすというのも悪くはないと思います。
まだまだ沖縄独自のおもしろい事や知ってほしい事が山ほどあるのですが、まずは転勤をきっかけに沖縄で生活をして、沖縄を好きになってもらえると嬉しいです。
以上、沖縄に転勤になった人が感じそうな不安3選と解決方法でした!
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