日本の南端、沖縄。
輝く太陽!晴れた空!青い海!
一年を通して温暖なイメージを持たれている方が多いかと思います。
そんな沖縄に対し、最北の地、北海道は寒冷な気候が特徴で、冬のイメージが強いかもしれません。
沖縄と北海道は気候的に大きな違いがありますが、では沖縄の冬は寒くないのでしょうか?
そんな事はありません、沖縄の冬はちゃんと寒い!!
本記事では、沖縄の冬が寒い理由を、北海道との比較を交えながら解説します。
沖縄って雪降らないから寒くないでしょ?
雪も寒いけど海風もなかなかです!
沖縄と北海道の冬の気温比較
外の気温はもちろん全然違うのですが、私は在宅デスクワーカーなので割と家にいます。
寒いと感じるのは家の中が多いので室内温度の違いについて考えてみます。
北海道の冬は基本ストーブつけっぱなし
北海道にいた時は寝るとき以外は基本ストーブつけっぱなし、朝もタイマーで起きる1時間前くらいにつくようにストーブをセット。
もちろん暑くなったら温度を下げたりはあったのですが、基本的に外は死の世界なので1日を通してストーブをつけている事が大半でした。
外は暖かくても0℃とかだもんね
長期間家を空けたりするとストーブの表示はLo(10℃以下)になります!
沖縄の朝は暖房、昼は冷房?
沖縄では朝起きた時の部屋の温度は大体16〜18℃くらいです。
裸足で歩くとちょっと肌寒いくらいの感じ、飲み物はホット一択かなという感じです。
早く起きた朝なんかは子供でも寒いと言うのでエアコンの暖房をつけたりもします。
昼間も実際はそこまで暑くはならないのですが、日差しがあると結構暑くなります。
何か体を動かす作業をしていたりするタイミングと西陽が重なると扇風機くらいはつけます。
冬なのに扇風機出てるの?
エアコンの熱を回すのに使ってます!
暖房と言ってもエアコンの暖房はストーブと比べると全然暖かくなりません!
なんと言うか建物は温まらないって感じです。
続いて建物の違いについても考えてみます。
冬でも”涼しい”沖縄式の家
沖縄の古い家は画像のように襖を開けると部屋がつながり風が通り抜けるようにつくられている事が多いそうです。
私たちはマンション暮らし、かつ北海道と同じような造りの部屋を選んだのでそこまで違いは感じていないのですが、そんな中でもやはり窓の違いは結構感じました。
北海道の窓は二重構造になっていて風や寒さを防いでくれています。
沖縄の窓は当然1枚なので何となく風が入ってくる感じがしますし、夜に窓の近くにいると寒いです。
夏とか暑い時は良いんじゃない?
暑ければ窓開けるしエアコンで冷やす時は機密性が高い方が良いと思うけど・・・
沖縄と北海道で違う壁の中
北海道の住宅は断熱材がガッチリで沖縄は断熱していないのではないか?
と思ったのですがそんな事は無いようで、沖縄もちゃんと断熱材が入っているようです。
ただ寒さの原因は沖縄が〜というよりは北海道の家が暖かすぎると言う点にありそうです。
北海道の家は冬の快適さトップクラスだった!
今回調べてみて知ったのですが北海道の家はその寒さへの対策から進化しており冬の快適さは他の地域とは比較にならないと言う事でした。
北海道では冬になると、地域によってはマイナス0℃をも下回る地域が沢山あります。そこで必須なのが断熱材です。全国の自治体でも独自の住宅対策を持っているのは北海道のみだそうです。それ以外にも国としての対策も加わり、北海道の断熱事情はかなり進んでいるようです。
北海道が推奨しているのが北方型住宅。産学官の連携によって1988年から北海道の気候や風土に合わせた「北方型住宅」の開発研究、普及推進に取り組んできました。住宅の性能だけではなく、北海道らしい暮らし方にも配慮し、寒冷地であっても豊かな暮らしが出来るようにしています。
現在の北海道の住宅は、冬の快適性においては本州よりも居心地の良い環境化にあるとも言われています。屋外では、積雪や氷点下の空気などを受け入れなければならないこともありますが、家に入ってしまえばその快適さは日本ではトップクラスの過ごしやすさを保っていると言ってっも過言ではありません。
断熱材.jpより
沖縄が寒いと言うよりは北海道の家が快適すぎて自分が温室育ちだったという現実を突きつけられました…。
外も全部地下通路だったら良いのにね
ススキノから札幌駅まで地下を歩いたら汗だくよ!
冬の沖縄であったら嬉しい暖房設備
今年はほぼ乗り切ったと思うので来年は導入しようと考えている沖縄の部屋であったら良さそうな暖房設備を自分用に記録しておきます。
デスク用のこたつ
デスクワークをしているとどうしても足だけ寒くなってきます。
ブランケット掛けたりする事もあるのですが、席を立つ度にいちいち邪魔なので寒さを我慢しちゃう事も。
そんな時に「あー、このデスクがこたつだったらなー」って思った事があったんですがまさにそんな商品がありました笑
ピンポイントで足を温かくしてくれるのは良いですね!ただちょっと邪魔くさそうに見えるのは私だけでしょうか。
デスク裏に貼り付けるタイプもありましたがそっちは足先が寒そうなのでやはりつま先を温めてくれるタイプが良さそうです。
フットウォーマーでよくない?
布製品を床に置くのは埃が付きそうで何となく嫌です
パネルヒータータイプで立てかけられる奴がありました。
これも良さそうなので要チェックです。しかも2,000円以下とお手頃です。
個人的にアウトドアにもって言われると弱いです
ダイソンの羽なし扇風機「Dyson Hot+Cool」
扇風機出しっぱなしならそもそも扇風機が暖かかったら良いよね!という発想からこれも思いつきました。
ただ結構場所を取るのがちょっとネックです。
扇風機を買い替える事があったら検討します!
寒い沖縄の冬、過ごし方のコツ
移住してきてから骨身に染みて実感したことは天気予報は当てにならないと言うことです。
まずそもそも当たらないというのもあるのですが、移住前までの感覚で天気予報を見るとダメってことです。
どういう事か説明すると、「今日の天気は晴れ、気温は18℃。北風がやや強く吹くでしょう。」と言われて初めのうちは
晴れだし18℃だから暖かそうだね〜(風の事はスルー)
と言う感じだったのですが最近はしっかり天気予報の中身を考えてから服装を選ぶようにしています。
- 日差しはあるのか → あれば暖かいor暑い!
- 風は強いのか → 強いとかなり寒い!
- 風はどっち向きか → 北風だと寒い!
- 最高気温20℃以下 → 寒い寄りと考えてOK!
移住直後は何となく沖縄の寒いのは我慢できるっしょ!って思っていたので基本的に薄着で過ごしていました。
しかし薄寒いのをひたすら我慢して過ごしていると本当に体調を崩します。
最近は基本的には寒くない格好をして過ごし、暑くなっても脱げるようにしておくと言うのが正解かなと思っています。
まとめ
移住前から沖縄の冬は寒いよ〜と言われ続けて来たのに実感するまで腑に落ちていなかった事を改めて実感させられる最初の冬となりました。
本気の真冬用ローゲージニットは必要ないと思いますが、薄手のウールのセーターやヒートテックは持って来ても損はしないかなって今なら思います。
北海道以外から移住されてくる方もどうせ処分するくらいなら冬物のセーターなどは1枚だけでも持って来ておく事をお勧めします。
以上、 【沖縄の冬】住んでみて感じた北海道と沖縄の寒さの違い でした。
私は他にもこんな対策しているよ!というアドバイスがありましたらコメントお願いします!🙇
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